アーユルヴェーダでは、自然にあるものを活かして健康を目指すのが基本です。人の体調は環境や生活習慣によって変化すると考えられていますが、それ以外にも周期による影響が大きいといわれています。アーユルヴェーダにおいて、この周期には3つあります。それは1日、1年、一生です。ここではその中で1年のサイクル「季節」と、一生のサイクル「年代」についてご紹介します。
1.季節のサイクル
・春(2~5月)
春はカパが過剰になる時期です。これによって体が重く感じられる人が多いでしょう。適度な運動を取り入れながら、瞑想やヨガでリラックスするのがおすすめです。
また春はあまりたくさんのエネルギーは必要ないとされています。体調の変化に気をつけながら、適度な量の食事をとりましょう。
・夏(6~8月)
夏の時期は、ドーシャ全体のバランスが悪くなるので注意が必要です。
特に6月の梅雨の時期はバランスが崩れやすく、消化不良や体のだるさが気になるでしょう。また7~9月は全身に水が溜まりやすく、むくみが出ることもあります。
夏の野菜をたくさん食べると、必要な栄養素を適度に摂取しやすくなります。
・秋(9~11月)
この時期はピッタが優位になります。夏の疲れがたまっている時期なので、体はデリケートな状態になっていると考えられます。
場合によっては断食を取り入れると、体調をリセットするのに役立ちます。ギーを摂取する断食方法もあるので試してみるといいでしょう。
・冬(12~1月)
冬はヴァータが悪化するので乾燥が気になります。体を温めつつ、潤いも得られるように工夫しましょう。
例えばゆっくりお風呂に浸かったり、アロママッサージをするのがおすすめです。
2.年代のサイクル
・誕生~若年期
アーユルヴェーダでは若いうちはカパが優位になる(16歳まで)と考えられています。小さい頃は肺炎や鼻の粘膜などに異常が出やすいので要注意です。
・思春期~中年期
16~50歳の時期はピッタが優位になります。活動的になる一方で、心身にストレスがかかったり、消化器官に異常が出やすいので注意しましょう。
・老年期
老年期はヴァ―タが優位になります。さまざまな物事を考えるのに向いている時期なので、自分自身と向き合うのにぴったりです。
《アーユルヴェーダアドバイザー資格の口コミ》
アーユルヴェーダアドバイザーは、アーユルヴェーダの知識や技能を持っており、かつ生活に取り入れるためのアドバイスを行うことができる人におくられる資格です。
この資格を持っている人たちの口コミを見てみましょう。
・アーユルヴェーダのボディトリートメントは、デトックス効果があるのでサロンのお客様から好評です。
・心身のバランスがとれて、疲れにくくなりました。
・アーユルヴェーダを生活に取り入れたら、体調管理が楽になりましたね。