手相は体質などと同じように遺伝することがあります。遺伝するのは両親からだけではなく、隔世遺伝で祖父母に似ることもあるといわれています。
ここでは遺伝するといわれている線についてご紹介します。
1.生命線
生命線は親指から人差し指の間から伸び、手首に向かって流れている線です。生命線は人生のエネルギーを示しており、その人の行動力やバイタリティがあらわれています。
親指と人差し指の間の方を起点とし、そこから三分割した上から「子供時代」「30代」「50代」の目安をつけられます。生命線の長さと寿命には関係がなく、注意点を示しているだけです。そして長さや濃さは遺伝による場合が多いものです。
2.感情線
感情線は、小指のすぐ下の部分から親指の方へ向かって伸びる線です。感情線は心の状態や親しい人への想いなどが示されています。
その長さは感情のエネルギー強さに関係していて、例えば短い人は感情を表に出すのが苦手、長い人は感情豊かであるといえます。
感情の表現の仕方や心の状態は家族で似ることも多く、それを示す感情線は遺伝の影響を受けやすいといえるでしょう。
3.頭脳線
頭脳線は、その人の思考や判断の傾向を表しています。
頭脳線が長い人はそれだけ考える力が強く、反対に短い人は直感で行動することが多いタイプです。ですから頭脳線が短いからといって頭が悪いという意味ではありません。
物事の考え方や行動の仕方もまた、親子で似る部分なので手相にもそれがあらわれているといえます。
4.ますかけ線
ますかけ線は知能線と感情線がいっしょになっており、手の平を横断している線のことです。これは珍しい線で、商才があり高い実績や富を築ける素質を持っていることになります。徳川家康の手相にもあったといわれていることから「天下取りの相」として有名です。
そしてますかけ線もまた、遺伝しやすい線だといわれています。
《手相鑑定士資格の口コミ》
手相鑑定士は手相の知識はもちろんのこと、実際に人の手相を占える実践的なスキルを身につけている人におくられる資格です。
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・占い師としてのスキルアップに取りました。資格があると依頼者の方の安心感が違うことがわかります。
・よく人から相談を受けるので、手相はその時のひとつの判断材料に使っています。