タロット占いは、タロットカードをさまざまな展開方法(スプレッド)で開き、未来の状況や対策を導き出します。タロット占いでは占う人の直感が重要視されており、直感に従ってカードが示すメッセージを読み取っていきます。
ここではタロットカードの基本知識についてご紹介します。
1.タロットカードの起源
タロットカードに関する最古の記録によれば、タロットカードが生まれたのは15世紀前半イタリアでのこと。当時のタロットカードは占い用ではなく、ゲーム用として使われていました。
またタロットカードにはエジプト起源説やユダヤ起源説、中国起源説もありますが、どれもはっきりとした根拠は見つかっていません。
2.タロットの種類とカード構成
・タロットカードの種類
現在よく使われているのは「マルセイユ版」と「ウェイト版」の2種類です。
マルセイユ版は18世紀にフランスで作られた、比較的歴史が長いタロットカードです。一方ウェイト版は20世紀初頭にロンドンで発売されたカードで、発売した会社の名をとって「ライダー版」と呼ばれることもあります。
マルセイユ版もウェイト版もほぼ同じ使い方ですが、ウェイト版の方がより絵柄がわかりやすく初心者向けといえます。
・タロットカードの構成
タロットカードは全部で78枚で、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚に分かれています。
大アルカナには0~21の番号があり、それぞれに意味があります。マルセイユ版とウェイト版の最大の違いは、その中の8と11の意味が反対になっていることです。
そして小アルカナの56枚は、更に14枚のスート(トランプのハートやスペードなどの分類に似たもの)に分けられます。
初心者のうちは全てのカードを使うと複雑になり過ぎてしまうので、大アルカナのみを使って占うことが多いです。
3.タロットで占えることと占えないこと
タロットで占えるのは具体的な内容で、その範囲は現在の状況やその原因となっている過去、近い未来(1~3カ月)のみです。
反対に占えないのは具体的でないことで、ギャンブルや人の生死に関わることなどの本人の努力ではどうにもできない内容です。
《タロットカード士資格の口コミ》
タロットカード士は、占い師に頼るのではなく、自分自身を占える人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しますね。
・占い師に頼らず、自分の直感で占えるようになりました。
・タロットカードで自分の気持ちを客観的にみられるようになり、気持ちを整理できるようになりました。
・占い師に必須のタロットカード。肩書きにもなり、依頼者からの信頼度もアップしました。