日本人ならぜひ知っておきたい、国宝と重要文化財についてご紹介しています。
・有形民俗文化財
風俗慣習、民俗芸能に使われる衣服、器具、家屋など
例えば京都の祇園祭に出てくる山鉾がそうですね。
・無形民俗文化財
衣食住、生業、信仰、年中行事などに関する風俗慣習や民俗芸能
例えば秋田県のナマハゲがこれにあたります。
④記念物
大きく3つに分かれます。
・貝塚、古墳、城跡など
・庭園、橋梁、海浜など
・動物、植物、植物、地質鉱物(その土地も含まれます)
それぞれ特に重要!となれば「史跡、名勝、天然記念物」
更にもっと重要!となると「特別史跡、特別名勝、特別天然記念物」に指定されます。
《例》
特別史跡:五稜郭跡(北海道)、一乗谷朝倉氏遺跡(福井)、キトラ古墳(奈良)など
特別名勝:兼六園(石川)、栗林公園(香川)、松島(宮城)など
特別天然記念物:上高地(長野)、玉川温泉の北投石(秋田)、ライチョウ、大島の桜株(東京)など
土地に埋蔵されている有形文化財。
所有者がわからないと国庫に、発見者や土地の所有者には報奨金が渡されます!
自宅の敷地から!なんてことがあるやもしれません。
⑥文化的景観
建築物や山並みの景色など、その土地の人には見慣れたものでも、それがそこに住む人にとって欠かせないもの、うっかりすると見逃してしまいそうなものというようなものですね。
これも特に重要!となると「重要文化的景観」と呼ばれます。
⑦伝統的建築物群
城下町、門前町、宿場町など
特に重要とされる「重要伝統的建築物群保存地区」には
戸隠(長野)、郡上八幡北町(岐阜)、津和野(島根)、有松(愛知)などがあります。
今後も残していきたい日本の宝、国宝や重要文化財。
大切に保護していきたいものです!