国宝や重要文化財には、多くのお寺や神社の建造物なども含まれています。
でもそもそも国宝と重要文化財って何が違うんでしょう?
【重要文化財の中に含まれる国宝】
一言で言ってしまうと、国宝は重要文化財に含まれるということです。
そして重要文化財の中でも特に価値が高い!とされるのが国宝。
でももっとそもそもなんですが、文化財って何?
【文化財とは?】
文化財というのは、日本の歴史の中で誕生して現在まで守り伝えられてきた国民的な貴重な財産のこと。
そして文化保護法によって、保護されています。
【文化財の種類】
文化財には種類が7種類あるんです。
建造物、絵画、彫刻、工芸品、書跡、典籍、古文書、考古資料、歴史資料など。
この有形文化財の中で、国が特に重要と判断したものが「重要文化財」にになります。
その中でも学術的価値が高い、美術的に優秀、文化的意義が深いもので、世界文化の見地から見ても重要となったものが「国宝」に指定されます。
○芸能
○伝統的工芸技術
陶芸、漆芸、染織、金工、木工、竹工など
この中でも重要と判断されると「重要無形文化財」になります。
更に重要無形文化財に指定された技を、高度に体得、体現している人のことを「人間国宝」と呼びます。
人間国宝になると、活動費として年間200万円の助成金が受け取れます。
後継者の育成とか保護のためということですが、もっと高くてもいい気もしますよね。
でも、人間国宝の工芸品はブランド的な価値がつくので、当然のことながら値段が高くなるんです。
この人間国宝になった人の数は、2019年時点で109人となっています。
そして認定団体は30団体。
日本中でたったそれだけ…
貴重です!
後半に続きます・・・