数秘術において「0」はあの世の数字です。人の運命を見るための数字である数秘術の運命数や過去数、未来数で「0」とは存在しえない数字ということになります。
ただ数秘術の計算の過程で「9+1=10」「5+5=10」、あるいは「10月生まれ」「2000年生まれ」など、「0」が現れる時があります。この場合の「0」とはどんな意味を持つのでしょうか?
1.「無」の象徴
「0」が表す最も大きなものは「無」。といっても何も意味がないのかというとそうではありません。数秘術の「0」が表すのは無の中にある存在。
たとえば自分の気持ちや無意識に考えていることは目に見えず、他人の本心を知ることはできません。しかしわからないから、見えないからと言って存在しないわけでもありません。つまり数秘術でいう「0」、「無」は「見えないもの」という意味を持っているのです。
2.リセット
「0」には「全てリセットする」という意味も含まれています。
リセット、つまりゼロに戻すということは新しい気持ちでスタートを切るということです。またこれまで積み上げてきたものやがんばってきたものを捨てて、新しいスタートを切るということは非常に勇気のいることです。
「0」はその勇気と再出発を暗示する数字でもあります。
3.光・浄化
「0」には「光」や「浄化」の意味もあります。
もともと「0」には、大きな存在からのメッセージといった意味も含まれています。更に「0」は何も誕生しないことから、無限の可能性も示しています。
そのため単に「0」を意味がないものとして片付けるのではなく、そこに込められたメッセージや意味をくみ取ることが必要になるのです。
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