バーナム効果とは心理学用語のひとつで、簡単に言うと「誰にでも当てはまることを言われると、それが自分だけに当てはまると思い込んでしまう心理的な現象」のことです。
ここでは占いでバーナム効果を使うとどのような心理的な変化があるのか、また使う時の注意点について見ていきましょう。
1.バーナム効果による心理の変化
バーナム効果は、信頼を生み出すという効果があります。
占いの場合、最初に的外れなことを言われるとその後どんなに正しいことを言われても、全く信用できなくなってしまいます。
しかし最初に誰にでも当てはまることを言われた場合、その後のことも全て正しいと考えて、相手の言葉が耳に入りやすくなります。
〇占われた方は占い師を理解者と感じる
人間は誰でも相手に理解してほしいと考えています。バーナム効果を使えば相手に「私はあなたのことを理解している」というメッセージを伝えられるのです。
理解してくれる相手には、好意を抱きやすくなり、安心感と信頼感を抱きやすくなるもの。そのため多少的外れなことを言われたとしても、受け入れやすい心理状態になります。
2.バーナム効果を使う時の注意点
・曖昧な言い回しの多用は占い師として不信感を与えかねない
最初の入り口としてバーナム効果は有効ですが、使い過ぎは禁物です。
「誰にでも当てはまることを伝える」バーナム効果は、ときに曖昧な言い方になってしまうこともあります。曖昧なことを言い続けられれば、どんな人でも不信感を抱くでしょう。
きちんと占い、相手のことを考えた内容を伝えることが必要です。
・上手な使い方は好感を与え、下手な使い方は詐欺と捉えられることもある
バーナム効果を使うと相手に好感を持ってもらえます。しかしバーナム効果がどんなものか知っている相手には、あまり効果がありません。それどころか「バーナム効果を使って自分をだまそうとしている」「バーナム効果を使うということは占いに自信がない証拠」といったマイナスな印象を与えることもあります。
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