四柱推命とは古代中国で生まれた占術で、日本に伝わったのは江戸時代中期といわれています。東洋占星術の中でもその信頼度の高さから、世界中のさまざまな国で親しまれている運命学のひとつです。
ここでは四柱推命とはどんなものかをご紹介します。
1.生まれた日で運命が決まる
四柱推命では、人の本質や運命は生まれた日(生年月日、生まれた時間)で決まるといわれています。これはこの世で生まれたときに、体に取り入れられた空気の要素(陰陽、五行)が、その人の性格や行動パターンを決定づけると考えられているからです。
四柱推命で占う際には、生まれた年、月、日、時間を、それぞれ年柱、月柱、日柱、時柱という4つの柱(四柱)に見立てます。
2.陰陽思想と五行説
四柱推命の基本となる陰陽思想とは、この世の全てのことは「陰」と「陽」に分けられるという考え方のことで、天地、明暗、男女、善悪などがそれぞれ相反しながら存在するという、中国で昔から伝えられてきた思想です。
また五行説とは、全てのことは「木、火、土、金、水」の五つの要素で成り立ち、それぞれが影響しあっているという考え方です。
3.干支との関わり
四柱の各柱には干支が存在します。
この干支とは「甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)」の十干(じっかん)と、日本でもよく知られている「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支のことです。
四柱推命の干支はこの十干と十二支の組み合わせで全部で60種類あり、全ての年、月、日は、それぞれいずれかの干支に当てはまります。
4.四柱推命で占えること
四柱推命ではその人の生まれ持った性質や性格、運勢の強弱や盛衰といったサイクルを占うことができます。
また12年に一度訪れる天中殺という、不運な2年間もわかります。ただ運勢が悪い時でも事前に対策し、過ごし方を工夫することで、その後の人生を良い方向に動かすことができるとされています。
《四柱推命鑑定士資格の口コミ》
四柱推命占術士の資格を取ることによって、四柱推命の基本的知識である四柱の意味や命式の作り方、十二支の意味などの知識を持っていることが証明されます。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介します。
・占い師として四柱推命は会得しておきたかったので取りました。今後はもっと幅広い占いができそうです。
・仕事をしながらだったので、資格取得は難しいのではと心配していましたが、自宅から出かける必要のない受験だったので非常に助かりました。
・資格を肩書として占い師を名乗ることで依頼者を増やしたいと思います。