西洋占星術は、簡単に言えば星の巡りから運勢を占うものです。この占いでは、ホロスコープという天体配置図を作成し、人が生まれた瞬間に天体がどのような配置であったかということから運命を読み解きます。
そのホロスコープを読むときに基本となるのが「ハウス」の存在です。
1.ホロスコープのハウスとは?
円の形をしたホロスコープの中心から線を引き、12の空間に分割したのがハウスです。
ホロスコープは中心を地球として、そこから天体が広がる様子を表していますが、中心の線は水平線と考えることができます。
ハウスは左側の水平線の下からスタートして、反時計回りに第1ハウスから第12ハウスまで続きます。
そしてハウスと同様に重要なのがホロスコープの外側に記されている「サイン」。
ハウスがそれぞれの星座や天体がどの場所にあるかを表すものであるのに対し、サインは星座の場所を示すものです。
サインの変化は比較的ゆっくりですが、天体は地球の自転に影響を受けやすいことから、ハウスとの間にズレが生じます。
2.ハウスから読み解くもの
サインはその人が持つ基本的な能力や特徴を示し、ハウスは「分野」や「場面」を表します。ハウスの役割は、学生や社会人など人それぞれの環境応じて移り変わる場面を示すことです。
人にはそれぞれ個性がありますが、同じような個性や特徴をもっていても、それが現れる場面は仕事やプライベートなど異なるものです。
ホロスコープにおけるハウスは、その人の特徴がどんな場面で発動されるのか、どんな分野で発揮されるのかを知るのに最適な存在です。
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