日本占い師協会のブログへようこそ!
ここでは日本占い師協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
全国の神社で6月30日に行われる、「夏越の祓(なごしのはらえ)」って聞いたことありますか?
「夏越の祓」に対して、12月31日に行われる「年越しの祓(としこしのはらえ)」というのもあります。
このふたつを「大祓(おおはらえ)」といいます。
どちらも厄払いでその目的は半年間の心身の穢れ(けがれ)や、知らず知らずに犯してきた罪や過ちを祓い清めること。
あなたにも身に覚えがあったり、無かったりする過ちが1つや2つはあるのではないでしょうか?!
夏越の祓ですること① 厄落とし
まずこれをしないことには始まりません。
夏越の祓の厄払いの方法で有名なのは「茅の輪くぐり」です。
これは以前のブログに詳しく書きましたので、ぜひご覧ください。
そしてもうひとつの厄祓いは「人形(ひとがた)」です。
これは人の形の紙を自分の身代わりにして厄払いします。
夏越の祓ですること② 御朱印をいただく
「夏越の祓限定」の御朱印を授けていただける神社があります。
例えば東京新橋の「烏森神社」では、茅の輪の絵が描かれた御朱印をいただけますよ。
東京新橋に鎮座する『烏森神社』のHP | 令和三年夏越大祓御朱印と茅の輪御守について
夏越の祓ですること③ 水無月を食べる
京都では夏越の祓で、「水無月(みなづき)」という和菓子を食べる習慣があります。
冷蔵庫がなかった時代は氷が貴重品でした。
水無月は削りたての氷をイメージした三角に切った白いういろうに、邪気を払うといわれている小豆がのったお菓子です。
氷を口にすることができなかった、庶民のための涼しげなお菓子として誕生しました。
夏越の祓でできればしたいこと 大掃除
毎年大晦日じゃないと大掃除をしちゃダメ、と思っていませんか?
本格的な夏になる前に半年分の汚れ(穢れ?)を、きれいにしておくのもおすすめです!
年末の大掃除がすごく楽になりますよ!