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”安心””玄関”…実はよく使ってる仏教用語①

 

仏教なんて自分には縁がない、なんて思っていませんか?

 

でも実はあなたも仏教用語を毎日のように使っています!

 

【愛嬌(あいきょう)】

「あの子愛嬌あるよね~」なんて言ったことありますよね?

 

本来は「愛敬(あいぎょう)」といいます。

 

仏教では仏、菩薩のやさしい温和な表情を「愛敬相」といい、愛し敬うことをあらわします。

 

【覚悟】

どちらの文字も「さとる」「さとす」という意味の漢字です。

 

ふだんは悪い意味で使うことが多い言葉ですが、仏教では「迷いから覚め、さとりに至ること」という意味として使います。

 

【油断】

仏教のもと、古代インドでは「油」は非常に貴重なものでした。

 

そんな油を不注意で失くすことがないように、という意味から生まれた言葉です。

 

【ありがとう】

これも仏教用語

 

ありがとうが「有り難い」という言葉からということは、聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

この言葉は「有ることが稀である」「めったに無いこと」という意味です。

 

人間が当たり前と思っていることが、実は「有り難い」ことであることから感謝することの大切さをあらわしています。

 

【学生】

一般的には「がくせい」と読みますが、仏教では「がくしょう」といいます。

 

学生は仏道儒教を学ぶ僧などを指します。

 

現在は学問の研究や教授をする人を指す「学者」も、仏教では学生と同じ意味で使われます。

 

【出世】

仏教では一般的な意味とは真逆で、世間を離れ仏道に入ることを意味します。

 

僧侶のことを「出世者(しゅっせしゃ)」と呼びます。

 

【退屈】

こちらは仏教でも同じ意味合いで使われます。

 

「退き屈する」という意味から、厳しい仏教の修行に負け、気力が失われることをあらわす言葉です。

 

【おかげ】

仏教用語本来の意味も、一般的な意味と似ています。

 

ただ相手は人ではなく、自然や病気などで命や生活が脅かされるようなときに救ってくれる神様、仏様への恩を指す言葉です。

 

毎日のように使っている言葉がたくさんありましたね。

 

続きは②でご覧ください。