太陽系の惑星のひとつである木星について、あなたが知っていることって何がありますか？
《もくじ》
１．太陽系で最も大きい惑星
２．木星にはリングがある
３．木星にはすごい数の隕石が落ちている
４．木星には地表がない
５．自転の早さハンパない
１．太陽系で最も大きい惑星
これは有名ですが、木星は太陽系の中で一番大きい惑星ですよね。
どのくらい大きいかというと、
半径は地球の約１１倍！
表面積は約１２０倍！
体積は約１３００倍！です。
並べてみると子供と大人、イヤ小人と巨人ほど違います。
２．木星にはリングがある
土星のリングはとてもよく知られていますが、木星にも実はリングがあります。
といっても地球からは観測できません。
それほど小さい微粒子で構成されたリングだからです。
ではなぜ発見されたのか？
これは1979年の無人探査機「ボイジャー1号」による木星接近によるものです。
３．木星にはすごい数の隕石が落ちている
これには木星の大きさが関係しています。
大きいから的になりやすいんですね。
更に質量の大きさもその理由のひとつ。
地球の約３１８倍の質量を持つため、重力も比例して大きくなるんです。
すると隕石を余計に引き付けてしまうというワケです。
その数はなんと！
地球の８０００倍！
大丈夫か？木星…
４．木星には地表がない
木星には地面がありません。
木星の別名は「巨大ガス惑星」。
木星にガスが多いということは有名ですが、もはやガスが大量の集まった「液体惑星」なんて言われてます。
その内容は水素とヘリウムで、地球より太陽よりの組成です。
５．自転の早さがハンパない
木星の自転速度は地球の約２７倍！
大きさは地球の１３００倍もありながら、自転周期はたったの１０時間。
グルングルンまわってます！
その速さは太陽系でも一番なんです。
木星はスゴイ圧力と温度で探査機を寄せつけません。
だからまだまだ謎に包まれた部分が多い惑星なのです。
