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ここでは日本占い師協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本占い師協会には「夢占い師」の資格があります。
誰もが見たことのある夢のひとつに「初夢」があります。
でも初夢っていつ見る夢のことなんでしょうか?
【いつ見るのが初夢?】
これは時代とともに変わってきています。
現在の暦になる前は、立春(年によって違うが2月4日ごろ)を正月としていたので
「立春の朝の夢」などとしていました。
そして暦が変わると「大晦日に見た夢」になりました。
現在では大晦日は夜通し起きている人が多くなったので、「元日または2日に見た夢」または「その年に初めて見た夢」という考え方になったのです。
【縁起のいい初夢とは?】
一番有名な縁起のいい初夢と言えば「一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)」でしょう。
一富士 ⇒ 裾広がりの縁起の良さ、高い目標や理想を叶える立身出世を象徴している
二鷹 ⇒ 大空を舞う鷹は開運をイメージしている
三茄子 ⇒ 「なす=成す」から財を成す、事を成すに通じることから
【一富士二鷹三茄子には続きがあった!】
でも実はこれには続きがあったって知ってました?
それは「四扇五煙草六座頭(しおうぎごたばころくざとう)」です。
それぞれの意味は?
四扇 ⇒ 末広がりの扇は縁起が良く、子孫繁栄、商売繁盛につながるとされた
五煙草 ⇒ たばこの煙が上に行くことから、運気上昇のイメージ
六座頭 ⇒ 「座頭=琵琶法師」で「毛がない=怪我ない」
【一富士二鷹三茄子と四扇五煙草六座頭にはつながりがある】
「一富士」と「四扇」は、その形がどちらも八の字で末広がりです。
同じように「二鷹」と「五煙草」は、空へと昇る。
「三茄子」と「六座頭」は、どちらも毛が生えていないので「怪我なし」。
昔の人は賢い!うまいこと考えたもんです!
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