日本占い師協会のブログへようこそ!
ここでは日本占い師協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
占いに深いかかわりがある神社とお寺。
このふたつの違い、わかりますか?
そこで今回は「わかってるようでわからない神社とお寺の違い」を説明しましょう。
1.宗教が違う
神社は神道、お寺は仏教です。
2.願うことがらが違う
神社で願うことは現世での幸福です。
神社での参拝は「身の穢れ(けがれ)を清める」ための方法であり、「心機一転の決意表明」という意味合いになります。
一方お寺で願うことは現世での幸福、死後の極楽浄土での幸福です。
ただしお寺で祀られている仏様によって、現世か来世かが違ってきます。そして「誓ち立てる」という願いになります。
3.参拝の仕方が違う
神社では二拝二拍手一拝で、お寺では拍手はせず胸の前で両手を合わせて合掌します。
神社での参拝の仕方については、最近ではあまりこだわらなくて良いという考え方もあるようです。
4.定義が違う
神社は神様が住む場所、お寺は僧侶が住み教義を勉強する場所のことを言います。
5.参拝の対象が違う
神社は八百万(やおよろず)の神々、山、森、石、神木、類は特定の人(皇族や菅原道真など)に対して参拝します。
それに対し、お寺は仏陀、仏様(大日如来、薬師如来、地蔵菩薩、不動明王など)、「仏」として崇められた高僧などに対して参拝します。
6.教典の存在の有無
神社に教典はありません。
お寺には教典として釈迦(仏陀)が説いた教えがあります。
7.聖職者が違う
神社の聖職者は神職(神主)、巫女で、お寺は僧侶、尼、住職になります。
8.施設が違う
神社は入口に鳥居、そして参道を通り手水舎で口と手を清め、本殿で参拝します。
お寺は入口に山門があり、塔や金堂が建っています。また仏像やお墓もあります。
神社とお寺の違いがハッキリおわかりいただけましたか?
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