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ここでは日本占い師協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本占い師協会では「ルノルマンカード士」という占いの資格が取れます。
ルノルマンカードは、フランス革命からナポレオンの時代に活躍した天才占い師、マリー・アン・アデレード・ルノルマンの名前に由来しています。
そこでそのフランスにちなんだトリビアをご紹介しましょう。
突然ですがフランスでは亡くなった人と結婚出来ることをご存知ですか?
これを認められた人は、死亡した男性の姓を名乗れ、女性の子供はその男性の子供として認知されます。
ただし財産の相続権はありません。また婚姻関係があったとみなされることもありません。
このような亡くなった人との結婚は、フランスだけでなく中国など東アジアや東南アジアにも古くからあります。
そしてなんと日本にもフランスとはまた違った形の死後婚、「冥婚(めいこん)」があるんです。
そこは山形県の若松寺。奉納されるのは「ムカサリ絵馬」です。
「ムカサリ」とは結婚を意味する山形県の方言です。
この「ムカサリ絵馬」は、結婚せずになくなってしまった子供の親などが、子供の結婚式を絵馬にして奉納するというもの。
江戸時代からの風習で、これまでに1500体近くの絵馬が奉納されています。
青森県の場合は絵馬ではなく花嫁(花婿)人形を奉納します。
こちらは戦後まもなく始まって、やはり結婚することなく亡くなってしまった子供を想う親が奉納するものです。
そして沖縄県にも「グソー・ヌ・ビーチ」と呼ばれる冥婚があります。
沖縄の冥婚が山形県や青森県と違う点は、結婚相手が実在していることです。
日本の場合はフランスとは違って、いずれも親を始めとした親族が子供を想い行う風習なんですね。
日本占い師協会には、ルノルマンカードの他にもルーン文字やアーユルヴェーダアドバイザーなどのちょっと珍しい占いがそろっています。
ぜひアクセスしてみてください!