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ここでは日本占い師協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
血液型占いが好きな人は多いでしょう。
占いの中で、血液型占いほど一気に広まったものはないのではないでしょうか。
血液型占いはもともと古川竹二さんという大学教授が作ったものです。その後それを著書によって一般的にしたのが文筆家の能見正比古さんでした。
今でも科学的根拠はないとされている「血液型」と「性格」の関連性。それなのに日本人の約7割に血液型占いが支持されているようです。
どうしてなんでしょうか?
これにはいろいろな理由が絡んでいるようです。
まず性格を4種類に分けるという単純明快さで、一般に広まりやすかったという理由。そしてテレビ番組で取り上げられたこと。
ちょっと難しい言葉ですが「バナ―ム効果」もそう。
バナ―ム効果とは「誰にでも当てはまるような曖昧なことを自分にも当てはまると思ってしまう」こと。「あなたは淋しがり屋です」とかですね。
そして「確証バイアス」。
これは「A型だから几帳面」「B型なのに几帳面」なんて具合に、自分に都合のいい情報は受け入れてそうでないものは受け付けない心理のことです。
日本人には支持されている血液型ですが、(韓国と台湾を除いた)世界ではあまり一般的ではありません。これは血液型の割合によるものだそうです。
日本人は世界でも血液型の割合があまり偏っていない国と言えます。でもヨーロッパではO型が多くA型とB型が少ないので受け入れられにくいようです。
ブラジルに至っては「100%がO型」!
血液型占いは到底信じてもらえないでしょうね。
近年日本人とアメリカ人、1万人のデータからもやはり「血液型と性格の関連性は見られない」と証明されました。
ただO型よりA型やB型の方が心筋梗塞が多いなど、血液型によってかかりやすい病気、かかりにくい病気があることはわかっています。
身体を作ることに血液型が関わっているのなら、性格がそれに左右されてもおかしくないとも言われているんです。
まだまだどちらかはわかるのは先のようですね。
日本占い師協会では血液型占いの資格はありませんが、その他にも珍しい占いがいっぱい!ぜひアクセスしてみてください。