日本占い師協会

日本占い師協会では、単なる趣味だった占いを本格的な仕事に変えられる資格が取得できます。これまで積み重ねてきた知識や経験をそろそろ自分自身のライフワークにしてみませんか?

なぜ十二支にネコはいないの?~日本占い師協会のトリビア

日本占い師協会のブログにようこそ!ここでは日本占い師協会の資格「九星気学占術師」にちなんだトリビアをご紹介しましょう。

 

もともと中国で誕生した九星気学は、生まれた年によって九つの星に分けられ干支の組み合わせによって吉凶を占うものです。

 

干支と言えば「子(ね)丑(うし)寅(とら)卯(う)辰(たつ)巳(み)午(うま)未(ひつじ)申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(い)」ですよね。

 

これほど人間に親しまれている存在でありながら、ネコが含まれていないのはなぜなんでしょう?それは福島県のある民話に基づいているからなんだそうです。

 

大昔のある年の暮れのこと。神様が動物たちに「元日の朝に新年のあいさつにいらっしゃい。その時に一番早く来た者から順に12番目まで、それぞれの年の大将にしてやろう」と言いました。

 

ところがネコは約束の日を忘れてしまったので、ねずみに尋ねました。するとねずみは

なんとわざと1日遅れの日を教えたのです。

 

だまされたネコはすっかり勝負が決まってしまってから、神様のところへ。もちろん12番以内に入るはずがありません。それで今日に至るまでネコ年の人はいないわけですね。

 

ネコはそれ以来ねずみを恨んで、今も追いかけまわしているとかいないとか…

 

他にも”お釈迦様が薬を取りに行かせたねずみを食べたので十二支に入れてもらえなかった”とか、”遅れてやって来た猫に神様が「顔を洗って出直してこい!」と言ったからそれ以来顔を洗っているのだ”など、似たような民話があるそうですよ。

 

ただ十二支は日本だけのものではなく、世界ではネコが含まれている国もあるんです。

チベットやタイ、ベトナムなどは卯(=うさぎ)の代わりにネコが、そして亥(=いのしし)の代わりに豚が含まれています。

 

日本占い師協会の占い師資格には九星気学の他にも、ルノルマンカードやルーンなどちょっと珍しい占いの資格も取れますよ。占い好きな方はぜひアクセスしてみてくださいね。